準備をしておいたほうが良いと言われる「終活」。
いつかは訪れる未来のことについて考えることは
今後よりよい人生を送るためにも大切なことです。
ではどんなことに重点を置いて考えておけばいいのか今回は「終活」について
福岡市社会福祉協議会の吉田 時成さんにお話を伺いました。
これからの人生のために
考えておきたい「終活」について
考えておきたい「終活」について

福岡市
社会福祉協議会
相談支援課終活
サポートセンター
所長
吉田 時成さん
社会福祉協議会
相談支援課終活
サポートセンター
所長
吉田 時成さん
これまでの人生を振り返り、
自分らしい将来を描くために
自分らしい将来を描くために
「終活」というと、人生の終わりに向けて準備をする活動を指すことから、あまり良いイメージを持てず、取り組みにくいと思われている方も多いかもしれません。
しかし、これまでの人生を振り返り、やり残しのない、自分らしい将来を描くためにも、「終活」をすることはとても価値があることです。
まず「終活」の入口として挙げられるのが「エンディングノート」です。福岡市では市役所や各区役所情報コーナーなどで無料配布されていますので、ぜひ活用してみてください。
自分の人生を振り返ることで、人生観や今後の生き方の希望を家族に伝える良い機会にもなります。また、身の回りの状況、ご自身の趣味趣向や性格などを書き留めることで、これからの人生でやりたいことを改めて考える機会にもなります。
また、エンディングノートには、かかりつけ医や常用する薬、アレルギー、資産情報や年金、毎月の引き落としの情報など、いざという時にとりまとめておくと良い項目が整理されているので、とても有効です。
特に、介護が必要になった時にはどうして欲しいのかといった希望やこだわりたいこと、終末期医療や延命治療についての意思など、いつ訪れるか分からない「万が一」に備えておくことはとても大事なことです。
そのためにも定期的にノートの内容を見直す必要がありますし、周囲の方と話すことで気持ちが整理されていくこともあるでしょう。
死後事務契約や出張相談なども相談に応じます
家族と話し合うきっかけづくり
にもなる「終活」
にもなる「終活」
福岡市社会福祉協議会終活サポートセンターでは、これまでに終活出前講座や講演活動などを通して、市民の「終活」支援を行ってきました。
「終活」は実際に行動し、取り組まなければ意味がありません。
何から優先して取り組めばいいのかを整理するきっかけづくりとして、福岡市が開発した「終活カードゲーム」も実施しています これは「終活」の取り組みが記入されたカードの中から、「大切にしたいこと」を選び、他の参加者と共有し合うものです。 グループワークで行うので、色々な方の「終活」に対する考え方を知ったり、それをきっかけに自分のことについても考える良い機会ともなります。 他者の考えに触れることで今までは考えてもみなかった気付きがあったり、カードゲームを機に親族と話し合うきっかけにもなったという事例もあります。 これまでぼんやりとしたイメージしかなかったことについても明確なビジョンが生まれ、これからの生きがいづくりへと導かれる場合もあります。 終活に取り組んでみる時には、ぜひ家族や周囲の方とも話をしてみてください。
一般に「終活」は「高齢になってから取り組むもの」というイメージがありますが、最近では40代・50代など比較的若い世代にも取り組みが広がっております。 将来の人生設計や万が一への備えとして「終活」が重要であると認識されてきています。
何から優先して取り組めばいいのかを整理するきっかけづくりとして、福岡市が開発した「終活カードゲーム」も実施しています これは「終活」の取り組みが記入されたカードの中から、「大切にしたいこと」を選び、他の参加者と共有し合うものです。 グループワークで行うので、色々な方の「終活」に対する考え方を知ったり、それをきっかけに自分のことについても考える良い機会ともなります。 他者の考えに触れることで今までは考えてもみなかった気付きがあったり、カードゲームを機に親族と話し合うきっかけにもなったという事例もあります。 これまでぼんやりとしたイメージしかなかったことについても明確なビジョンが生まれ、これからの生きがいづくりへと導かれる場合もあります。 終活に取り組んでみる時には、ぜひ家族や周囲の方とも話をしてみてください。
一般に「終活」は「高齢になってから取り組むもの」というイメージがありますが、最近では40代・50代など比較的若い世代にも取り組みが広がっております。 将来の人生設計や万が一への備えとして「終活」が重要であると認識されてきています。
専門的な相談ができる窓口
もぜひ活用して
もぜひ活用して
福岡市社会福祉協議会では、葬儀・家財処分・権利擁護などの「終活」に関する分野について、各種相談を受けたり、専門的サービスなどにつないだりする「終活相談窓口」を設置しています。
「何から手をつけて良いかわからない」などの総合的なご相談を窓口やお電話でお受けしています。併せて、法律関係のご相談については予約制で対応しています。また、終活出前講座についても承っていますのでぜひご利用ください。 その他、頼れる親族がいない方のもしもの時に備えて、死後事務委任事業も実施しています。
「何から手をつけて良いかわからない」などの総合的なご相談を窓口やお電話でお受けしています。併せて、法律関係のご相談については予約制で対応しています。また、終活出前講座についても承っていますのでぜひご利用ください。 その他、頼れる親族がいない方のもしもの時に備えて、死後事務委任事業も実施しています。
ずーっとあんしん安らか事業
あらかじめ預託金をお預かりして、契約した方が亡くなった時にお預かりした
金額内での葬儀・納骨・公共料金などの清算や家財処分を行う
金額内での葬儀・納骨・公共料金などの清算や家財処分を行う
やすらかパック事業
毎月定額の利用料で最小限の死後事務を行う
親なき後支援事業
ひきこもりの子や障がいなどがある子の親なき後の生活に不安がある方のための支援
お申し込みの際には条件がありますので詳しくはお電話でご相談ください。