“老いても安心して暮らすために”
知っておきたい
介護支援専門員の役割
知っておきたい
介護支援専門員の役割
要介護および要支援に認定された方を支援する
介護支援専門員(ケアマネジャー)。
介護に取り組む上で重要な役割を果たす通称:ケアマネとはどんな役割を
担っているのでしょうか。
彼らをバックアップする福岡県介護支援専門員協会にアプローチし、
介護の現場をより良いものにしていく協会の役割に注目しました。
公益社団法人
福岡県介護支援専門員協会 会長
柴口 里則 さん
福岡県介護支援専門員協会 会長
柴口 里則 さん
介護保険における利用者と
サービス事業者をつなぐ
介護支援専門員
(ケアマネジャー)
サービス事業者をつなぐ
介護支援専門員
(ケアマネジャー)
平成12年に始まった介護保険制度。県民が住み慣れた地域で、年老いても安心して暮らすには各種介護保険サービスの適切な利用が必要となります。
そうした中、介護保険法に基づき、要介護および要支援に認定された方(要介護者等)の「尊厳ある生活」が、できる限り住み慣れた地域で継続で
きるように支援するのが介護支援専門員(ケアマネジャー)です。
要介護者や要支援者の相談に応じ、訪問介護やデイサービスなどを受けられるよう、ケアプラン(サービス計画書)の 作成や市町村・サービス事業者・施設との橋渡しを行います。そういう意味では介護支援専門員は、介護保険における利用者とサービス業者・施設をつなぐ、 スペシャリストとも言えます。
この資格は保健・医療・福祉分野での実務経験(医師、看護師、社会福祉士、介護福祉士等)が5年以上あり、実務研修受講試験に合格しつつ、実務研修の課程を修了し、 介護支援専門員証の交付を受ける必要があります。
介護支援専門員は主に自宅介護を受ける人のための介護サービスを展開する居宅介護支援事業所や自治体の介護相談の窓口となる地域包括支援センターにも配置されており、 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)や介護老人保健施設、介護医療院などに所属しています。
このように介護が必要になったら、まず、一番に頼りになる相談者となりうるのが介護支援専門員(ケアマネジャー)だと言えましょう。
要介護者や要支援者の相談に応じ、訪問介護やデイサービスなどを受けられるよう、ケアプラン(サービス計画書)の 作成や市町村・サービス事業者・施設との橋渡しを行います。そういう意味では介護支援専門員は、介護保険における利用者とサービス業者・施設をつなぐ、 スペシャリストとも言えます。
この資格は保健・医療・福祉分野での実務経験(医師、看護師、社会福祉士、介護福祉士等)が5年以上あり、実務研修受講試験に合格しつつ、実務研修の課程を修了し、 介護支援専門員証の交付を受ける必要があります。
介護支援専門員は主に自宅介護を受ける人のための介護サービスを展開する居宅介護支援事業所や自治体の介護相談の窓口となる地域包括支援センターにも配置されており、 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)や介護老人保健施設、介護医療院などに所属しています。
このように介護が必要になったら、まず、一番に頼りになる相談者となりうるのが介護支援専門員(ケアマネジャー)だと言えましょう。
連携して地域に寄り添う
役割を果たしています
役割を果たしています
介護支援専門員協会は、まず日本協会があって、県協会があって、地域協会といったに3層に分かれて連動し、動いています。
福岡県介護支援専門員協会の会員は現在、2150名ほどです。支部が福岡、筑後、筑豊、北九州の4つ、また支部には
それぞれの地区があり、市町村それぞれの地域が連携して一体となり、介護保健事業(支援)計画の立案など、
よりスムーズに動けるようそれぞれが役割を果たし取り組んでいます。また当協会には会議を重ねて運営する総務部会や委員会を設けています。
会長、副会長、常任理事、地域の理事などがあり、福岡県は直接選挙で2年に一度、会長が選ばれます。国は施作を作り、
都道府県ではケアマネジャーの養成などを行いますが、一番は地域の中で活動していかなければならないので、支部がそれを支えていかなければなりません。
よく言われるローカルルールなどが生じる場合や、3年に1回行われる介護報酬改定の後は、協会と保険者とのすり合わせがすごく重要になってきます。
そんな時、重要な役割を果たすのが福岡県介護支援専門員協会です。
より介護支援専門員が
いきいきと働ける現場
づくりを目指しています
いきいきと働ける現場
づくりを目指しています
福岡県介護支援専門員協会は、介護保険の推進および充実に寄与するとともに、
介護支援専門員としての資質の向上や社会的地位の確立を図り、福岡県民の保健・医療・福祉の増進に寄与することを目的
とし、活動をしています。それには介護保険の推進および充実に関する事業、県民の保健・医療・福祉の啓発および増進に関する事業、
介護支援専門員の資質向上や社会的地位向上に関する事業などが含まれています。特に力を入れているのが介護支援専門員の養成や研修です。
そのための情報提供として年4回発行する広報誌、「JumpUPケアマネ」の制作やホームページによる研修イベント情報の更新を行なっております。
またバックアップとして介護支援専門員が受講必須の義務研修の実施団体としてそれらを開催、運営。そのほかにも協会内部活動部会及び各地区や
地域にて研修会を開催しています。さらに平成23年度より福岡県の委託を受けて、ケアマネ試験資格検査に係る事務や、介護支援専門員の業務に
関する調査・研究、そして所轄官庁等への提言・要望も行なっています。このように福岡県介護支援専門員協会は、
介護支援専門員がいきいきと働けるよう、養成や育成、バックアップにとどまらず、
職域を守る役割も担っています。これからも一層、県民の保健・医療・福祉の向上に寄与してまいりますので、当協会へのご理解とともに
ご支援をよろしくお願い申し上げます。